未来の建築を切り拓く新素材!
2025年がスタートし、早2ヵ月経ちました。いかがお過ごしでしょうか。新年を迎え、健康や環境への意識が高まる中で、私達の周りでは環境に優しい素材や快適な空間作りが注目されています。
2025年4月に開催される「大阪・関西万博」では、未来の建築と都市の進化がテーマにされ、持続可能で健康的な空間作りに関心が集まっています。
今回のブログでは、未来の建築で役立つ新素材をテーマにしてお伝えします。

建築業界の環境負荷とその影響
住宅/建築部門は、日本における全エネルギー消費の約30%を占めており、建築業界の環境負荷は非常に大きいと言えます。私たちが住む建物やオフィスビルが、地球環境に多くの影響を与えている現実を直視することが重要です。
このような背景を考えると、建築業界は今後、環境に配慮した素材選びやエネルギー効率の向上、さらには耐久性の高い
素材を選ぶことがますます求められています。
また、私たちが目指すべき未来の建築は、リサイクル素材の使用に加え、製造過程でのエネルギー消費削減や有害物質の放出抑制が可能な、環境に優しいものとも言われています。
これにより、長期的に使える建物を作り出し、次世代に残すためのステップを踏んでいくことが未来の建築では重要です。建築業界の環境負荷とその影響

これからの建築に求められるもの
新しい時代の建築では、持続可能性だけでなく、住む人々の健康や快適性も重要な要素として認識されています。
特に最近では、「ウェルビーイング」という言葉が注目されています。「ウェルビーイング」とは「良い状態」や
「健康的な生活」を意味し、単に環境に配慮した建築を作るだけではなく、住む人々の心身の健康も考慮した空間作りが
求められるようになっています。建物そのものが、住む人々の健康をサポートし、快適な生活を提供するために設計される時代が来ています。
これからの建築においては、環境への配慮だけでなく住む人々の健康を守り、快適さを提供することが求められています。温度や湿度の調整、音の管理、さらには使用する素材にまで配慮が必要です。
また、健康を守るためには、建物に使われる素材が人体に優しいものであることが不可欠です。
このようなニーズに応えるためには、持続可能な素材選びはもちろん、居住者の心身の健康を促進できる革新的な素材の
採用が必要です。

弊社の「CNF」「Fiber Tangled」は、健康と快適性の両方を与えることができる可能性を秘める環境素材です。
「CNF」は鉄の5分の1の軽さで5倍の強度を持つという驚きの特性を持っています。
建築材料として使用することで、軽量化と強度向上を同時に実現し、エネルギー消費を削減する可能性があります。
また、ケナフは地域創生にも貢献できる素材であり、環境にも優しく、資源の有効活用が進むので、まさに未来の建築に
ぴったりの素材ではないでしょうか。
「Fiber Tangled」は、立体メッシュ構造を持ち、優れたクッション性と吸音性を発揮します。
これにより、建物の内装や外装に使用することで、快適な居住空間を提供する可能性があります。
さらに、耐久性が高いため、屋内外問わず使用可能で、音の管理やデザイン性の向上にも貢献できるかもしれません。
これらの素材は、単体での使用もできますが、組み合わせて使用することで、さらに高い効果を発揮するかもしれません。例えば、「CNF」で強化した建物に、「Fiber Tangled」を内装に使うことで、軽量で強度があり、快適で健康的な空間を
実現できる可能性があります。
→「Fiber Tangled」についてはこちらから!
大阪・関西万博に向けて、これらの革新的な素材がどのように未来の建築に貢献するのか、非常に楽しみですね!
私たちの素材が、より快適で環境に優しい社会を実現するために、大きな役割を果たすことを期待しています。
次回更新は4月を予定しています。
是非お楽しみに!