バレンタインと環境問題

暖かい日が徐々に増えてきて、どんどん春らしくなっていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年、最初のブログは、バレンタインに関連するテーマをお伝えします。

バレンタインと言えば、やはりチョコレートですが、バレンタインにチョコレートをあげるという風習は、日本のみだそうです。
その為、日本のチョコレート市場は、2月が一番売り上げが良く、バレンタインは、日本市場にとって欠かせないイベントになっています。

しかし、チョコレートの消費・生産が多くなるに伴い、様々な環境問題が起きています。
今回は、世界規模で改善に取り組んでいる環境問題と弊社の環境素材で解決ができそうな環境問題の2つに触れていきます。

◎世界規模で改善に取り組んでいる環境問題
・「農地拡大による森林破壊」
原材料である「カカオ」の原産地は、気候が適している中南米や西アフリカなどの熱帯地域のみとなっています。
限られた地域での栽培では、カカオの生産量も限界があるのが現状です。
生産量をもっと増やし、収益を拡大するために、中南米や西アフリカなどで行われているのが、違法な土地開拓です。
違法な土地開拓は、多様な生物の住処である森林を伐採していくことが多く、絶滅危惧種の増加や大気汚染の助長などに繫がっています。

この環境問題に対しては、WWF(世界自然保護基金)が主体となり、世界各国からの支援をし続けており、
違法な土地開拓をせずに、安定的な収益をあげれるようにすることで、解決へ向かっています。

◎弊社の環境素材で解決ができそうな環境問題
・カカオハスク(カカオの皮)の廃棄問題
カカオは、皮に包まれている果実であり、チョコレートを作る為に必要な果肉部分のみしか使われていません。
その為、必要のない皮の部分は、廃棄されてしまっています。
チョコレートの生産・消費が増えることは、カカオハスク(カカオの皮)の大量廃棄に繋がっているのです。
現在は、堆肥化されていますが、ほんの少しの量でしか削減できていない状況です。

「カカオハスク(カカオの皮)の廃棄問題」の解決に繋がりそうな環境素材は、
弊社の100%生分解性プラスチック素材です!

弊社の100%生分解性プラスチック素材は、未活用資源(籾殻やコーヒー粕など)を100%リサイクル可能な生分解性素材に変えることができます。
カカオの皮も生分解性プラスチックの原料として使えることができれば、廃棄量を削減することや
チョコレート製品の包装をカカオの皮が原料の生分解性プラスチックに変えることができるかもしれません。

弊社の生分解性プラスチックについてはこちらから!→ Click!

皆さんが日常で食べている食品や使っている製品も、環境問題を抱えているかもしれません。
まずは、身近な環境問題から調べてみて、どういったことで解決されているのかを知ることで
環境についてどんどん知識を身に着けてみてください。

次回更新は4月を予定しています。
是非お楽しみに!

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