抗菌素材で花の鮮度保持実験

今回は抗菌素材(Deform Protector)の効果のひとつである「花の鮮度保持」について実験を行いました。

■用意するもの
抗菌素材
カーネーション 2本
水 350ml/日

■実験内容
カーネーションを1輪ずつ2つの花瓶に生けます。
片方は水のみ、もう片方の水には抗菌素材を砕いて溶かします。
これを10日間水を変えながら続けました。水350mlに対して抗菌素材1粒だと多いので今回は半分に分けたものを溶かして使用しました。

それでは時系列で実験の経過をご覧ください。

1日目

通常(水のみ)

水+抗菌素材

通常(水のみ)↓

水+抗菌素材↓

左2枚が通常、右2枚が抗菌素材を溶かしたものです。(以降この順番です) どちらも鮮やかな色でかわいらしいです。
上2枚が通常、下2枚が抗菌素材を溶かしたものです。(以降この順番です) どちらも鮮やかな色でかわいらしいです。

5日目

通常(水のみ)

水+抗菌素材

通常(水のみ)↓

水+抗菌素材↓

2~4日目はそこまで変化がないので割愛します。 5日経つと1日目よりも色が薄くなってきていますね。
写真技術の問題ではないはず…

7日目

通常(水のみ)

水+抗菌素材

通常(水のみ)↓

水+抗菌素材↓

通常の花びらが少しずつ枯れていくのがわかります。
抗菌素材を溶かした水の方でも少し花びらの色が変わってきていました。

9日目

通常(水のみ)

水+抗菌素材

通常(水のみ)↓

水+抗菌素材↓

8日目で少し通常の方の花の茎が折れていたのですが、9日目に完全に折れてしまいました。花びらも茶色くしおしおになって枯れています。
人の支えなしには花弁部分を拝むことが出来なくなりました。
通常の経過観察はこちらで終了することにしました。
通常と比べるとまだ茎がしっかりしています。
花びらが枯れていく進行具合も通常に比べて遅いことがわかります。

10日目

水+抗菌素材

抗菌素材を使用した方の花も少しですが茎がふにゃっとして折れてきていました。真ん中は茎の折れ目の画像です。
丸く色が黄緑になっている部分がふやけています。
花びらもたった1日ですが随分としおしおになっているように見えます。

まとめ

今回実験をしてみて抗菌素材の新たな性能を目の当たりにしました。
使用するのとしないのでは少なくはありますが差があったと思うので今回の実験は成功と言えます。

普段生花を家に置くことがないので、段々と元気を無くしていく花の世話をするのは気持ちの面を含めて大変だと思いました。
最近は生花店でも花を長生きさせるための延命剤などが売られているそうですが、需要をとても感じました。
抗菌素材も花を愛する人々の需要に貢献できるのではないかと思います。


なお、この実験は個人による実験であり、抗菌素材の効果・性能を保証するものではありません。
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